美肌になれる大根は消化酵素がたっぷり

美肌になれる大根は消化酵素がたっぷり

大根は通年を通して出回っていますが、甘みがあるのは冬大根。
大根にはたくさんの消化酵素が含まれていて、よく知られているのがアミラーゼ。
アミラーゼは、デンプンの消化を促し、胃腸の働きを活性化します。
オキシターゼはたんぱく質や脂肪の消化を助けるほか、胃壁を保護する働きがあります。
お餅や脂ののったサンマの塩焼きに大根おろしがついているのは、こうした働きを利用しているのです。

 

また、辛味の成分であるイソチオシアネートは抗がん作用が期待できるなど、大根は胃の健康に欠かせない野菜といえるでしょう。

 

その他、抗酸化作用の高いビタミンC、体内の余分なナトリウムを排出して、血圧を正常にするカリウムも豊富です。

 

アミラーゼやビタミンCは、加熱すると失われるので、生ジュースにするのは理想的な摂取方法です。

 

大根は冷え症の人は要注意

大根は体を冷やす性質があります。
冷え症の人がジュースにしてたくさん飲むと、体調を崩す原因になるので飲みすぎないように注意しましょう。

 

大根と相性のよい食材

大根は味が淡白なので、どんな食材と組み合わせてもおいしいジュースができます。
特に、りんご、トマト、柑橘類がオススメです。

 

 

大根 酵素ジュースレシピ(基本編)

大根 酵素ジュースレシピ(基本編)材料
大根・・・200g
ゆず・・・1個
ゆずの皮10g
はちみつ・・・大さじ1

 

大根酵素ドリンクを作る前の下ごしらえ

 

・共通の下ごしらえ
ピーラーなので皮をむく

 

・ミルサーの場合
縦四つに切り、薄切りにする

 

・ジューサーの場合
ジューサーの投入口に入る大きさに切る。

 

・ミキサーの場合
一口大に切る

 

大根 酵素ジュースレシピ(基本編)作り方
1、大根は皮をむき、投入口に入る大きさに切る。ゆずは皮を薄くむき、スクイザーで果汁を搾る。
2、大根とゆずの皮をジューサーにかけ、コップに注いで、ゆずのしぼり汁とはちみつを加え、混ぜる。

 


関連ページ

ほうれん草
ほうれん草は、にんじんと並ぶ栄養価の高い野菜。抗酸化作用のあるビタミンCやβカロテン、ビタミンB群、骨の健康に必要なカルシウム、余分なコレステロールや有害物質を体外に排出する食物繊維など、緑黄色野菜の代表というにふさわしい栄養価を備えています。 カリウムや鉄、亜鉛、マグネシウムなど、不足しがちなミネラルが豊富なのも特徴。 なかでも鉄はビタミンCと一緒に摂取すると吸収率が高まり、両方を含むほうれん草は貧血対策にはもってこいです。
小松菜
小松菜は、ほうれん草と並ぶ冬の代表的な緑黄色野菜で、含まれる栄養素はよく似ていますが、カルシウムがほうれん草よりも断然多いのが特徴で、100g当たりの含有量は、ほうれん草の3倍以上。 骨粗しょう症の予防や、過剰なストレスにさらされている人などは積極的にとりたい野菜です。 緑黄色野菜の特徴であるβカロテンやビタミンCなどのビタミン類、カリウムや鉄などのミネラルも豊富です。 がんや高血圧など、生活習慣病の予防に効果的。 小松菜はアクが少なく、やさしい味なので、ジュースにしてたっぷりとりましょう。
春菊
春菊は、栄養価の評価が高い緑黄色野菜で、カロテンの含有量は、ほうれん草や小松菜を上回ります。 抵抗力をつけて風邪を予防し、がん予防に有効です。 ビタミンC、B2、Eなどのほか、カルシウム、カリウム、鉄などのミネラルも含み、骨粗しょう症や高血圧、貧血の予防に役立ちます。 香りのもとはベンズアルデヒドやα-ピネンという成分で、自律神経に作用し、胃腸の働きを活発にするといわれています。 緑色の色素はクロロフィルで、抗酸化作用が強く、がん予防の効果が期待されます。
パセリ
パセリの栄養価は、緑黄色野菜の中でも優等生的存在。 なかでも飛びぬけて多く含まれるのがカロテン。 ビタミンCも多く含まれ、これらの強力な抗酸化作用により免疫力を高め、がん予防や老化防止に効果が期待できます。 ビタミンB1・B2、カルシウム、鉄、カリウムも含まれるなど、現代人が不足しがちな栄養素の宝庫。 独特の香りの成分はアピオールやピネンなどで、疲労回復や食欲増進、利尿作用、口臭解消の作用もあります。